二水会部

● 2 月二水会部の報告●

2 月 14 日午後 8 時から「ロンドンで始まった水素療法」とい うで演題で、去年 5 月に「SUHAKU Space」をオープンされた 森永昌枝(あつえ)理学療法士・鍼灸師のお話を 42 名という 沢山の参加者の元、1 時間ガッツリとお話していただきました。 まず、幼少期にお父様に左肩甲骨の周りを毎日マッサージす るように言われ、そこで子供心にも「ほぐしてもほぐしても、 また同じところが痛いというのは何でだろう?」と指圧は効き 目がないのではという猜疑心から始まり、また、ご自身が中 学生の時から首の鞭打ちで痛みと向き合ってきたこともあり、 将来は痛みの根源を治せる仕事をしたいと理学療法士になっ たお話。そしてお父様の 20 年ほどあった左肩の痛みも、心 臓バイパスの手術後に痛みがなくなり、心臓の内臓反射が慢 性的な痛みを引き起こしていたのだという経験から、彼女は 治療原則として、痛みの原因がどこにあるかを見極めてから 行うようになっという今に繋がっている由縁をお聞きする。

水素療法に関しては、水素を吸うことにより身体の悪玉活性 酸素(所謂サビ)を取り、健康な細胞を作るという効果があり、 ミトコンドリアの作用、腸活運動の仕組みに関しても説明して いただく。そして悪玉活性酸素の発生原因は、私達の日々の 生活から切っても切り離せなく日々蓄積されていくので、善玉 となる要素を取り入れることにより緩和はされても完全に排除 はできず、そこで水素を体内に取り入れることで、身体の酸化・ 糖化から生じる様々な病気の予防ができる。その中でも免疫 疾患の予防は昨今注目されてきているし、森永さんも大変注 視している課題でした。 最後の質疑応答では、英国では水素療法の導入が遅れてい るのはどうしてなのか?どのくらいの頻度で水素は吸わなけれ ば い け な い の か? 他 の 質 問 が あ り ま し た 。 頻 度 に 対 し て は そ の方の症状にもよるものの、SUHAKU Space にいらしてご自分に合ったプログラムで受けていただくのであれば、最初は Long Covid のような症状のある方なら週 2 − 3 回と頻繁に 来ていただいて徐々に回数を減らすとか、また家庭用機器で あれば、水素の発生量が少ない分、生活の一部として毎日吸 われるのが良いとのことでした。副作用に関しては、顕著な 悪い例はなく、頻尿 ( 悪玉活性酸素が排出される )、睡魔(副 交 感 神 経 優 位 に な る )、 嘔 吐( 身 体 が 慣 れ な い う ち は 酸 欠 に なる方もいらっしゃる)等の可能性があるとのことでした。 これから英国でも「SUHAKU Space」の様なサロンはきっと 増えていくことでしょう。またいろんな方面から脚光を浴び始 めていらっしゃるので、これからもっとお忙しくなられる森永 さんをこの日はお呼びしてお話を聞けたことは大変幸運だっ たと思っています。参加者の皆さま、森永様ありがとうござい ました。 森永さんのご厚意で今回の講演に参加された皆様とご興味の ある方には「JA20」20% Off のプロモーションコードをいただ きましたので、是非ともこの機会に実際にご自分で体験され てみてはいかがでしょうか。 フィンチ光重 ( 二水会担当 )

● 3 月二水会部のお知らせ●


日 時:2024 年 3 月 13 日 ( 水)20:00 〜
演 題 : キッチンから快適な暮らしをデザインする〜

講 師:藤崎美緒子 (Kitchen Bee Design Ltd Director)