墓地管理部

墓地管理部では、ロンドン北部のHendon Cemetery and Crematorium内にあるへンドン日本人墓地の管理・運営に携わっております。具体的には、墓地内の環境整備をはじめ、春・秋ならびにお盆の時期には、清掃および慰霊・ご供養を毎年継続して執り行っております。なお、2026年は、日本人墓地創設90周年という大きな節目を迎えます。   2026年度の清掃・ご供養の日程 4月18日(土)、8月14日(金)、10月24日(土)

大正初期、ロンドン在留の日本人は約300名程度でありました。当時の英国では火葬が一般的ではなく、在留邦人に死亡者が出た場合、その埋葬地を確保することは極めて困難でした。
こうした状況の中、1919年頃、松山総領事および小泉軍治の尽力により、ヘンドン墓地内の一角、約20坪の土地が日本人専用の共同墓地として借用・整備されました。これが現在の日本人墓地の起源となっています。


1935年、当時の皇国同胞会(英国定住者の会)によって日本人墓地の整備が進められ、1936年、多くの人々や企業からの厚志・寄付金に支えられながら墓地が完成しました。同年10月には、当時の吉田茂駐英大使をはじめ、地元の貴賓を迎え、同胞之墓地の除幕式が執り行われました。
その後、第二次世界大戦を経て同胞会の会員数は減少し、1963年には同会が解散するに至りました、墓地も次第に荒廃していく中、在英国日本国領事館の支援のもと、現地の英国人婦人のご厚意により、墓地の維持・管理が続けられました。
2003年10月には、折田正樹駐英日本大使をお迎えし、戦前の除幕式以来初めてとなる慰霊祭が執り行われました。また、2007年10月には英国日本人会による石碑落成式が行われました。

2016年7月30日には、在英同胞之墓建立80周年記念慰霊祭が盛大に執り行われました。当時は、麻生副総裁兼財務大臣をはじめ、英国日本人会会員ならびに在英日本企業関係者など、約140名が参列しました。式典では、読経、礼拝、献花が行われた後、桜の木2本が植樹されました。

また、鶴岡大使より、英国日本人会に対し感謝状が授与されました。

1996年11月の英国日本人会創設以来、会員による墓地清掃活動は、春・秋の年2回から発展し、現在ではお盆を含めた年3回実施されています。

そして、今。。。

2026年4月には、春の墓地清掃ならびにご供養が執り行われました。敷地内に咲く桜を愛でながら、多くの皆さまが清掃活動に参加されました。清掃後には、ご供養の読経が静かに響く中、ご提供いただいた献花が墓前に供えられ、彩りが添えられました。時代が移り変わる中にあっても、吉田茂元首相が残した「この立派な墓地が、将来にわたり荒廃することのないよう、関係者の協力を願いたい。」との言葉は、今もなお多くの方々の思いとともに受け継がれています。


◆  お遺灰料金
  会員 £ 100/非会員   £ 150

◆  お問い合わせ 墓地管理部:ホール美奈子bochi@japanassociation.org.uk

ヘンドン日本人墓地所在地 Hendon Cemetery and Crematorium 

  Holders Hill Road, London NW7 1NB  (上記郵便番号をクリックすると、地図が表示されます)