コロナ川柳・短歌

 

 

ニッコリと 笑って挨拶 したいのに

期限切れ なんと沢山 捨てただろう

足るを知る 買いだめしても どこに置く

静けさに 鳥のさえずり 嬉しそう

目が覚めて 咳はないかと 確かめる

 

古沢イク子

 

 

 

 

 

どうしよう?  12週間後の 髪形ち!

一覧表、 コロナの数 not メダル数

2万人! まさか?の数が 現実に

災難を 知らずに逝った ひと(故人)偲ぶ

Solidarity; ‘Clapping, honking, pan-hitting.’

 

須永 静江

 

 

 

 

 

行儀良く 並ぶ間隔 2メートル

菱形や マルやカップの マスク有り

咳 でそう グッと飲み込み 目に涙

車 無く 自転車天国 大通り

バスが来て 乗ったら乗客 私だけ  

 

竹内みどり

 

 

 

 

 

人の世の コロナ騒ぎも よそ事に

ただひたすらに 桜咲きおり

 

常ならば 気づかず過ごす 藤の房

日々に色づき 膨らみ来るを

 

   

いつも来る ロイヤルメール の配達人

拍手で送れば 笑みて手を振る

 

距離置きて 孫の姿を 見る日々に

手まね 投げキッス うまくなりけり

 

バロー典子