英国日本人会 会員の皆様へ
青葉目にしみる季節になりました。皆さまお元気で毎日 を送られていることと存じます。
本年3月に行われました年次総会後初の4月の理事会 で、理事の皆さまの賛同を受け、ウィリアムズ百子前会長 の後任として会長に選任されましたウィンター千津子で す。この会に多大以上の貢献をなさり現在あるJAを作り上 げて下さった佐野元会長、そして英国日本人社会で多方 面に渡り多くの活躍をされてきた百子前会長の後を引き継 ぐ事になり、その大任に身の引き締まる思いでおります。 私自身は頭脳明晰とはほど遠く、また何の才能もない全 くの普通の人間ですが、今まで努力だけは惜しみなく続 けて参りました。1997年にJAに入会いたしましたが、当時 はまだ仕事をしておりましたので長い年月の間、幽霊会員 でした。2007年にロンドンに居を移した事をきっかけに、 当時の会員部長のターナーさんからロンドン住所になった ので是非、会にもご参加くださいと言う暖かいお手紙をい ただき、そこから私とJAとのおつきあいが始まりました。紅 葉会の歌の伴奏の定期的な担当から始まり、その間、福 祉部北支部の幹事もお手伝いいたしました。 続いて2015年9月に紅葉会の部長役を仰せつか り、2016年1月から会員部をそして、2017年11月から事務 局長として今日までやってきました。この期間を通し色々な 事があり、山ほど学ぶこともありましたが、何と言っても一 番辛かったのはNational Lock Down でした。集会ができなくなってしまい、どの様にして会を継続していくか、と ても大きな課題でした。幸いにも当時、急激に台頭してき たズームを理事の皆さまの承認を得て、各会合をズーム を通して始めることができました。お陰様で多くの会員の 方々から支援していただき、当時の全ての集会をズームを 通して開催できたのはとても素晴らしいことでした。そして パンデミックにも拘らず、会員も安定した数を保つことがで き、これも会員の皆さまのご支援があればこそととても嬉し く、また誇りに思う次第です。ここでチャリティー団体とし て質、量ともに大きく発展してきたJAの活動を会員の皆さ まと一体になり、これからの活動をより楽しい、充実したも のとなる様、そして様々な課題に立ち向かい更にこの会が 発展することができる様、今まで以上に惜しみない努力を 続けていきたいと思います。まだまだ力不足の部分が多分 にあると思いますが、皆様との繋がりを尊重し、引き続き 皆さまのご協力、ご支援をお願いする次第です。 最後に、今もまだコロナは去ったわけではない現状を 踏まえ、それを認識しながら、これからも皆さまが元気で諸 行事に積極的にご参加してくださることを心から期待して おります。また皆さまにお目にかかる機会が増えることを祈 念して、ご挨拶とさせていただきます。
英国日本人会会長 ウィンター千津子