福祉部

冬時間に戻り、街路の銀杏もすっかり黄金色に色づきました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今年もクリスマスまで残すところあとひと月余りとなりました。今月の 27日にはクリスマスを告げるアドヴェントを迎え、クリスマスキャロルを耳にする季節が到来します。

<懇親会>

New Maldenで開催された南支部の懇親会では、初めて参加された方々を含む20数名と共に、賑やかな時間を過ごしました。友人とご一緒に、中には長年JAの会員ながら初めて足を運ばれた方もいらっしゃいました。普段あまり食事会などに出かけられない方も、会場が家から近い所でしたので参加しましたとの嬉しい声も届きました。今月の北支部の懇親会が福祉部による今年最後の懇親会になります。

<散灰式>

秋晴れに恵まれた11月12日に、Hendon日本人墓地において今年7月24日に天に召された故高松アサ子さんの散灰式を行ないました。ご主人の直喬さんと共にキリスト教の信仰者であったアサ子さんの為に、聖書を朗読し、皆で賛美歌を合唱し、お祈りを捧げました。アサ子さんが福岡の高校で教えられた思い出の聖書の一節は、「私たちは、救われる人々の中でも、滅びる人々の中でも、神に献げられた芳しいキリストの香りなのです。」*

神に対して献げられたキリストの香りとは、まさにイエスの犠牲の香りです。きっと、神の創造物である人間の為に献げものとなった神の子羊の焼ける匂い、その十字架の上で命を落としたイエスの香りを纏うことによって、神が喜ばれることをアサ子さんは教えられたのでしょう。穏やかな日差しの中にアサ子さんが纏った命から命に至るその主イエスキリストの香りが私たちの周りに漂っていました。アサ子さん、安らかにお眠りください。

*コリントの信徒への手紙2第2章第15節

「ご列席下さいました会員の皆さま、特に福祉部の方々には大変お世話になりまして有難うございました。」高松直喬