映画鑑賞会
5月度映画上映会の報告
5月15日(第三火曜日)pm1:30〜
〓上映作品『大地の子守歌』(増村保造監督)
スタッフ;原作 素九鬼子
脚本 白坂依志夫 増村保造
撮影 中川芳久
音楽 竹村次郎
キャスト 原田美枝子 佐藤祐介 灰地 順 堀井永子 木村 元 岡田英次
梶芽衣子 田中絹代
丁度日本のベストシーズンで帰国者が多く、それでも参加者は16名と良く参加してくれたと感謝しています。最近の日本映画には観るべき作品が殆ど無い。勿論良質の作品もあって、東京の友人から推薦も受けていますが、DVDを買って自宅で見れば事足りるものばかり、是枝君の「スリ軍団の家族」を描いた作品が現在只今開催中のカンヌ映画祭でグランプリを受賞*するとの前評判とか、期待したいものだ。そんな中、日本の映画界が倒産の憂き目にあった時代(1976年製作)の名作を見て、貧しい独立プロダクションで作られた小品であるが、心から感動した映画であった。主人公の「おりん」が苦界から自由の身になって四国巡礼をしつつ、人間扱いされなかった牢獄の中で過ごした、瀬戸の小島の遊郭のことを回想する。もう見たく無い、此れ以上の辛いおりんの姿を見無いほうがよいと思う刹那、増村監督は遍路姿のおりんに変えてくれる。芯の強い女を描いた恩師『溝口健二』やイタリアの巨匠『ヴィットリオ・デ・シーカ』に学んだ増村保造監督の奥深さを感じる作品でした。
*速報:the Palme d’Or as the best film at the 2018 Cannes Film Festival受賞の報道がありました。おめでとう!!!
次回6月作品は小津安二郎監督の最高傑作『東京物語』『秋日和』『彼岸花』などの基本路線を作ったと言われる『麦秋』を上映します。小津調と言われる映像表現の分析をし、追体験をしていただきます。(文責渡邉道英)
スマホ/iPhone/iPad同好会
これまで、スマホ同好会として利用していたTottenham Court Road近くのAbeno Restaurantの地下が改装工事の為利用できなくなった為、Chelseaの「夢の木」と言う日本食レストランの地下に会場を移動して4月24日(火)、5月8日(火)に開催されました。機内モードの便利な利用方法、電話に出れない場合のテキストメッセージの送付方法、WiFiの設定方法、Lineの利用方法、メールアカウントの追加方法等々、多岐に亘る活発なQ&Aが有りました。
*今後しばらく会場と時間帯が異なりそれにより料金も変わりますので、新規参加希望者は、幹事の浜口まで確認をお願いします。
テニス同好会
5月9日素晴らしい五月晴れのもと、Finchley Central ・Victoria Park内のテニスコートに於いて参加者5名にて行ないました。
約1時間ほどサーブ、ボレー、ストロークの練習後、ダブルスの試合をを3回ほどしましたが、なかなか決着がつかなかったり、珍プレーがあったりで、思わず笑ってしまう場面も多々あり、身体を十分に動かし、笑いも沢山の楽しいテニスでした。
2時頃から気温が上昇し始めましたが、時折爽やかな風を浴びてのテニスに皆満足の表情でした。来月も(こそ、もっと?)頑張りましょうを合言葉に散会しました。
第27回食べ歩き会
4月27日のお食事会は先回(2月)のShardチェーン店のAqua Nuevaとは違った、East FinchleyのこじんまりしたFrench bistroで行われました。4月は日本へ行かれる方も多く11名の参加でしたが、家庭的なフレンチ料理と美味しいワインをいただきながら皆おしゃべりに花を咲かせました。
*次回の食べ歩き会は6月終わりか7月初めの予定。
俳句同好会
4月19日(木)1時半より出席者6名ー連絡なく欠席の人もあって、先月の半分の出席率でした。
嘘に酔い心和みし四月馬鹿 上田 陽子
さよならはうそよと言って四月馬鹿 岡そくほう部 道
ほとばしる紅き血潮か紅椿 広瀬 信子
*3月の俳句の会で訂正があります。
菜の花に春の息吹早取りす(キング悦子)は、菜の花に春の息吹先取りす の誤りでした。
訂正させていただきます。
スケッチ会
5月9日、St ジェームス公園で行った。 ロンドンの中心地、しかもバッキンガム宮殿の前という観光コースのど真ん中に値するラッシュのような人出。 好天気のせいか、芝生の方もピクニックの子供逹やまどろむ人達で いつばい。 仕方なくカメラを持って移動。1時間半後 、 ピカデリー寄りのヨーク公記念碑下の大階段の下にて再集合した。 公園側から池越しに望むホースガーズの建物、池のほとりのコテージ 、 花壇に咲き乱れるカラフルな春の花、まばゆい新芽の並木道。皆さんの力作が並んだ。 前号で絵本の事を書いたが 、