7/14二水会 ご案内

7月二水会のお知らせ(2021)

              
日時:7月14日(水)午後8時より

演題:BREXITとコロナ禍を通して、見つめてきたEUと英国の今
参加費:無料

<イントロダクション>
90年代初めに、米国経由でベルギーに住み始めた私は、今でも仏語より英語の方が楽ですし、また、英国シェフィールド大学でのコースを履修したりしたので、英国に親しみを感じてきました。一方、EUの首都と異名をとるブリュッセルをベースとして活動し、2015年以来、EU政策を解説する公式ホームページEUMagに執筆してきたことから、普通の欧州人でも知らないほど、EUの基本理念や機能の仕方、そして、産業・環境・人権政策などを広範囲に渡って深く知ることになりました。ところが、英語と仏語で育ったわが娘が、スコットランドの大学に進学することを決めた途端、英国はEU離脱を決めてしまいました。以来、仕事柄、そして娘のために、EUと英国の関係を注視せざるを得ない立場に置かれてきました。

2020年1月コロナ禍勃発。各国がそれぞれ自国の感染症対策に奔走する中、BREXITの貿易協定交渉は年末ギリギリまでもつれ込み、英国も欧州各国も、英国変異株の猛威によるコロナ第二波に飲み込まれ行きました。同時に、BREXIT絡みの係争やワクチン獲得競争へと、英国とEU双方の威信をかけた激しい戦いへと転げ込み、相互不信の溝を深めています。

普段、英国側から、英語のニュースを追っていらっしゃる皆さんに、EU側の視点で、フランス、ドイツ、そして小国ベルギーなどのニュースを通してみると、同じ事象がどのように違って見えているのかをお話しながら、議論してみたいと思っています。

講師:栗田路子(くりたみちこ)様

<プロファイル>
ライター・ジャーナリスト
上智大学卒。米国およびベルギーにてMBA取得。EU(欧州連合)主要機関が集まるベルギー・ブリュッセルをベースに、欧州の政治・社会事情(環境、医療、教育、福祉など)を中心に発信。共同通信47News、朝日新聞ウェブ論座の他、 環境ビジネスや国際商業などのビジネス・業界誌に執筆。同人メディアSpeakUp Oversea’s主宰。ベルギー人の夫とともに、ベルギー・ワーテルロー在住。一人娘は、国民投票で英国のEU離脱が決まった2016年よりスコットランド在住、現在グラスゴー大学在籍。共著に、「コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿」(光文社新書)

*会場:皆様のご自宅でご参加いただけます。     
*会費:無料です。
*参加申し込み: 下記のリンク先よりお申し込みください。
       https://forms.gle/EKPTNDZWu47zu3w56

**100名までの参加が可能になります。         

★参加受付確認のお願い:Zoomへのアクセス方法は開催3日前にご案内する予定です。開催2日前の時点で案内メールが届いていない場合は、迷惑に分類されていないかご確認ください。見つからない場合には、nisuikaijapanassociation@gmail.com
(二水会専用アドレス)までご連絡ください。

注)各種イベント参加者へのお願い:イベント参加中に起きた怪我・事故は自己責任において処理され、主催者の責任ではないことをご了承ください。
注)講演中は、サービス向上のために録画を行いますが、個人情報が漏洩することはございません。

二水会幹事 伊東敬行

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