スケッチ同好会報告

今回は 何時もの報告ではない エピソードをご紹介したい。 この日のスケッチ場所は リトル ベニスとも 呼ばれている運河(カナール)だ 。 地下鉄 Warwick Avanue駅に近い所から降りた周辺で描き終わって 集合写真を撮ろうと シヤツターを押してくれる人を探したが そんな時に限ってピタッと通行人が途絶えてしまつた。 仕方なく私が撮ろうとした時、 ひとりの若い男性が向うからやって来たのだ。それに気付いたFさんか”We waiting for you!”と言ったのだ。すかさず彼は答えた。 “Sorry to be late!”と言って おどけた小走りポーズでこちらに来たのだ。そのタイミングの良い 一言で 、その場の雰囲気がいっぺんに明るくなり皆が笑顔になつたのだ。撮る時も、プロ顔負けのポーズでお腹のあたりまでカメラを下げ、かなり下からの目線で撮ってくれたのがこの写真だ。”チーズ”の笑顔ではない本物の笑顔なのだ。それにしても もしこれが日本人男性だったらどうだろう。おばさん集団に”貴方がくるの まつてたんですよ~” なんて 言われたら気持ち悪いとか 、 変な顔されるではないだろうか!
“そりや どうも ! 遅れて 済みませんでした ね~” とか何とか カッコイィ事、言ってくれるだろうか 、 などと ふと考えてしまう一件でもあった。
来月は 栗拾いを兼ねて Kensington Gardensに 出かけます。