5月二水会の報告
日時:5月10日(水)18:30~20:00
会場:Farm Street Church, 114 Mount Street,
London, W1K 3AH
演題:自分を知る旅に出よう ~ シンギングボウ
ル+歌ヨガ
講師:Matthews 雅子
◎ プロフィール:2000 年に渡英。セラピストと
して活動する傍ら、心と体の癒しイベント等も主
宰している。もともと歌うことは好きであったが、
数年前にキルタンと出会い、癒し効果を体験する。
Narayani に従事しキルタンを学びつつ、「歌ヨ
ガ」と名付けてワークショップを行っている。ホ
メオパス・メディカルレイキ学会認定セラピス
ト・イベントオーガナイザー
5月の二水会では、セラピスト及びイベントオー
ガナイザーの Matthews 雅子さんをお迎えして、ご
自分の癒しの体験や活動の紹介をして頂きました。
後半は、スパークス由美子さんの「シンギングボウ
ル」による瞑想コンサートと Matthews 雅子さんの
「歌ヨガ」瞑想の体験も楽しませていただきました。
はじめに、Matthews 雅子さんは、ご自分の生
い立ちについて、お話し下さいました。こわい親の
存在、ある事件では感情が麻痺して涙も出なかった
等、心の中からハッピーではなかった子供時代の事
等をお話し下さいました。いい子にしていないとい
けない状態で、人の事を気にしたり、「やっぱり自
分は駄目だ」と自己卑下したり、自分らしくいられ
なかったそうです。
就職しても、結婚をして子供が生まれてからも、
幼少期の傷ついた心は引きずったままで、ある心配
が出てきた時に、ホメオパシーに出会われ、藁(わ
ら)にもすがる思いで学ばれて行かれたそうです。
「まず私が幸せでなくては・・・」ということで、
大人の自分の中にいる、傷ついている子供=インナー
チャイルドを癒すワークをされ始めたそうです。
ワークの具体的な例もいくつか挙げてください
ました。例えば、親の言う事を聞かない子供に対し
て腹が立つ時には、実は「親の事は聞かねばならな
い」という幼少期の体験に基づき形づくられた価値
観が関わっているそうです。傷ついた子供=インナー
チャイルドがいると気付いただけで、その感情が解
放されるそうです。ですから、感情は出して、落ち
着いたときに、どうして感情がゆさぶられたのか、
この価値観はどこで作られたかを理解し、「つらか
ったね~」「悲しかったね~」「本当はどうしても
らいたかったの?」「私が一緒にいるよ~」という
ように大人の自分が傷ついた子供を愛してあげると
良いと言われていました。
ワークを続けると次第に、少しずつ腹が立って
こなくなり、自分が変わると相手も変わってきたそ
うです。そして、以前は、両親だけは選べなかった
という想いがあったけれども、最近、ようやく自己
卑下について学ぶためにはこの両親が必要だった、
と生かされていることに感謝の気持ちを持って生き
られるようになったそうです。
お話しの後は、参加者それぞれのインナーチャ
イルドに会いに行こう、ということで、雅子さんの
誘導めい想と、それに続くスパークス由美子さんの
「シンギングボウル」(チベット密教に伝わる神聖
な法具)による瞑想コンサート。ボールから生まれ
る波動がホールに広がりました。そして、「歌ヨガ」
(キルタンのことを雅子さんが名付けられたそうで
す)では、雅子さんの独特な素敵な声に癒されなが
ら、参加者も一緒に歌ヨガ瞑想の体験をしました。
最後に、本日代理で急遽司会をして下さったウ
ィンターさんの以下のお言葉で会は締めくくられま
した。 「肩の力が抜け、心が休まり、本当にリラッ
クスさせていただきました。」
(参加者 17 名)