福祉部6月定例会が通常の第一水曜日に開催された。支部担当者を中心に活動のコアである「高齢者見守りプロジェクト」を中心に、下記の報告と話し会いが真剣に行われた。毎月の報告に軽く目を通されるだけでも、会員の高齢化が現実の問題であること、他人事と「高みの見物」している余裕のないこと、相互支援の精神が福祉部に健在であること、などが肌で感じられるだろう。

 

見守りプロジェクト各支部報告

 

東支部

見守り対象者7名は80~90代。足と膝の痛みでJA主催のイベントの参加が難しいA会員は、出席を望んで回復に努力している。庭仕事から遠ざかっていたB会員も徐々に作業開始。一日一回の外出に努めるC会員。調子を崩したD会員は検査結果待ち。紅葉会出席の望むE会員の希望を叶えるよう担当者は準備中。睡眠障害の治療に通うE会員。寝たきり状態でケアホーム入居中のF会員は食欲を回復して一安心。

 

西支部

見守り対象者2名ともケアホームに入居中。A会員(90歳)は紅葉会参加のために治療に励む。B会員(80歳代)は定期的にケアラーが来てくれるが、話し相手が欲しい様子で対応を模索。

 

南支部

調子を回復中のA会員は連絡法として電話よりメールを希望。高齢のBさんは診断後の投薬が決定した状況のため、緊急連絡を確保。担当者がGPに同行することを検討中。

 

北支部

症状に不適切な薬の改善を模索中のA会員。体力減退を訴えているのが懸念される。他の対象者2名は現状維持だが、定期的に連絡を取って見守る必要があろう。

 

その他の議題

 

  • NHSは新たにHUBSと呼ばれるセクションを設けた。具体的には、呼吸器系、心臓系、記憶障害、転倒を中心とする症状に応じてGPが紹介状をHUBSに送ることで容易にアポが取れるシステム。HUBSに登録することで検査が受けられ、自宅でのアセスメントも可能。福祉部により詳細な調査を検討。
  • この10年で、福祉部員も含む会員の高齢化は著しい。現状に対応するため、若手会員から福祉部員を積極的に募集する方向で意見一致。是非ご連絡ください。

 

各支部懇親会

 

東支部/10月開催予定。

西支部/8月開催予定。7月会報で詳細をご案内します。

南支部/8月29日(木)にロンドン市内のレストランで開催予定。詳細は7月会報にてお知らせします。

担当  川西弘子

 

今後の予定

11月/北支部

12月/無し